私はプロのコミュニケーターです

お客様が話してくれるような聴き方で、話を聴く人でありたいと思っています。
弁護士は、事案の解決に必要な情報を最短の時間で聴き取ることが得意です。効率とスピードを重視されるお客様や案件のときは、そのようにお聴きします。
けれども、お客様の中には、大きな不安を抱えて途方に暮れている方もいらっしゃれば、初めて弁護士に会うのでとても緊張してお見えになる方、「他の弁護士に相談したけれど、何だか偉そうで怖かった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。そのようなとき、人間の心は機械ではないので、言葉は必ずしも最短ルートを通って出てきません。最短ルートを通るよう強い力で導くことがお客様の気持ちを楽にするとも限りません。
「話を聴く」ということは、実はたくさんのコミュニケーションを必要とする、とても能動的な行為です。
お客様の言葉が通りたいと思っているルートを探りつつ、迷子になれば道を照らし、必要であれば長い時間をかけて、お話を引き出し、お聴きします。
萎縮せず、楽な気持ちで言いたいことを全て言っていただけるようコミュニケートすることが、私の目指すところです。
「話をじっくり聴いてもらえて楽になった」と言っていただけるときが、一番うれしいときです。

英語に触れているのがとても好きです

それで、弁護士と通訳・翻訳家の二足の草鞋を履いています。
絵本や教科書、ゲームのシナリオ、ニュース、ウェブページなどの翻訳をしたり、同時通訳をしたりしています。
漫画やゲーム、絵本や小説の翻訳が特に面白く、頭をひねりながら訳すのを楽しんでいます。

経歴・資格

  • 2004年10月
  • 弁護士登録(第二東京弁護士会57期)アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所
  • 2015年9月
  • 翻訳家・同時通訳者として1年間稼働
  • 2016年7月
  • McDermott Will & Emeryパリ事務所で1年間勤務
  • 2018年9月
  • 都内の法律事務所で勤務開始
  • 2020年1月
  • アジャイルプラス法律事務所設立

主な取扱業務

労働、企業法務全般、外国人関連(渉外家事、難民、在留資格など)、家事その他一般民事全般、刑事。
質の高さはもとより、温かみのあるサービスのご提供を心がけています。

これまでに取り扱った主な案件

  • 人事労務(労働)案件を幅広く取り扱っており、労使双方からご相談をお受けしています。
  • ・解雇、懲戒処分、賃金、労働時間管理、その他労働条件
  • ・社内規程の作成・改訂(就業規則、給与規程、育児介護休業規程、内部通報規程、プライバシーポリシー、ハラスメントポリシーなど)
  • ・契約書等の作成・改訂(雇用、人材派遣、委任・業務請負・委託など)
  • ・M&A、事業譲渡、人員削減
  • ・メンタルヘルス関連(休職や復職、再発防止策、メンタルヘルス体制など)
  • ・労災
  • ・労働組合との交渉
  • ・内部通報
  • 企業法務全般にも精通しております。
  • ・各種契約書や規程等の作成・改訂
  • ・会社機関業務(株主総会対応など)
  • ・M&A、買収防衛、業務提携、事業譲渡、株式譲渡など
  • ・国際商取引に関する一般的アドバイス
  • ・海外進出支援、日本進出支援
  • ・コンプライアンス、汚職、内部通報、社内調査
  • 家事事件(夫婦関係、親子関係、相続、遺言、扶養、戸籍、社会福祉関係など)の取り扱いも多く、特に外国人のお客様からのご依頼を多く承っています。
  • また、翻訳や会議の同時通訳にも対応しています。
  • ・「Assistance in Dispute Provisions: helping former employers in Japan when they find themselves in a bind」(Asian-Mena Counsel (Volume 10 Issue 2, 2012))(共著)
  • ・「Employment Issues on a Transfer of Business 2012」(Published by Mayer Brown JSM)(共著)
  • ・「相談室Q&A(メンタル不調休職者が、SNSで頻繁に趣味活動を公開していることに何らかの措置は可能か)」(労政時報第3827号 2012年8月10日号)
  • ・「"部下を次々と食い潰す" クラッシャー上司の実態と対策」(メンタルヘルスマネジメント 2013年8月号)(共著)
  • ・「相談室Q&A(海外赴任で、帯同した家族がうつ病に罹患し自殺した場合、会社は責任を問われるか)」(労政時報第3853号 2013年9月27日号)
  • ・「退任予定(在任中)の取締役の従業員引き抜き」(ジュリスト増刊「実務に効く コーポレート・ガバナンス判例精選」2013年12月)(共著)
  • ・「管理監督者・上司・先輩は知っておいてほしい 研究者・技術者の「うつ病」対策~不調者を出さない仕組みづくりと日常の注意点~」(技術情報協会 2013年)(共著)
  • ・「昆虫好きの目で様々な視点から案件を眺める」(朝日新聞オンライン「法と経済のジャーナル Asahi Judiciary」 2014年7月14日)
  • ・「改正法に対応したパート、契約社員の活用と実務」(労務行政研究所編 2014年)
  • ・「The International Comparative Legal Guide to: Employment & Labour Law 2014」、(Global Legal Group, 2014)(共著)
  • ・「The Littler Mendelson Guide to International Employment and Labor Law」、(Littler Mendelson P.C., 2014)(共著)
  • ・「The International Comparative Legal Guide to: Employment & Labour Law 2015」(日本関連部分)(Global Legal Group Ltd, 2015年)(共著)
  • ・「A Guide to Key Environmental Issues」(Eversheds International, 2016)
  • ・「フランスの腐敗行為防止に向けた大々的な改革」(国際商事法務Vol 45, No.5(2017))
  • ・「EU競争法下での将来の価格に関する意図の公表」(国際商事法務Vol 45, No.6(2017))
  • ・「あらましとQ&Aでわかるハラスメント対策」(金融財政事情研究会(2019))

セミナー

  • ・「Amendment to Gatekeeper Act」(2007年3月、LVMH Moet Hennessy Louis Vuittonにて)
  • ・「Harassment in Corporations and Measures for Prevention」 (2014年1月、Natixis Japan Securities Co., Ltd.にて)
  • ・「働き方改革関連法の影響」(2019年4月、経営倫理実践研究センター)
  • ・「地方銀行におけるハラスメントの事前予防と事後対応」(2018年10月、第二地方銀行協会)
  • ・「ハラスメント防止の対策と心構え」(2019年8月、株式会社ローソン)
  • ・「ICが気を付けたい法律トラブルとその対応」(2019年10月、IC協会セミナー)
  • ・「ハラスメント対応」(2019年11月、株式会社成城石井)
  • 他多数